患者様は37歳の男性で、交通事故により前歯を強打し、折れてしまいました。
残った歯の一部も大きく揺れており、ご相談の結果、抜歯後にインプラントを2本入れることとなりました。
抜歯窩(抜歯後の穴)には多種多様な細菌が存在しています。悪玉歯周病菌もいます。
抜歯窩(抜歯後の穴)の細菌がインプラントに付着するとどうなるのか、骨がどこまで戻って来るのか、ドクターも患者様もわかりません。
その為、隙間から細菌感染を起こしたり、骨が痩せてしまったりといったトラブルが報告されています。
ヨーロッパの一部の歯科医師が提唱した「本数削減療法」ですが、日本人は顎の骨が比較的薄く、密度もやや低いため、ほとんどの方が適してないと考えます。
すべての咬み合わせの力を4本で支えるとインプラントが折れたり、中のネジが折れたりします。
数多くのトラブルにより最近では世界的にも論文での発表は少なくなりました。
メデント認定医は、高度な技術を要する大規模なインプラント手術を最小限のリスクで的確に実施することができます。
骨が少なく他院で断られた方も、一度ご相談いただければ幸いです。
採血させていただいた血液の有効成分を抽出して、骨や歯ぐきを再生する先端医療技術です。
他の人工材料を用いた場合に比べて、感染のリスクが非常に少ない上、密度の高い骨が形成されます。
当院では、次亜塩素酸を含む薬液を用いて、効果的に歯周病菌を殺菌しながらお口全体のクリーニングを行い、
安定した歯ぐきのコンディションを作ります。
その上でインプラントを植立しますので、感染のリスクが減り、トラブルも非常に少なくなります。
インプラント長期安定の秘訣は、定期的に丁寧に実施されるメンテナンスクリーニングです。
当院では、国家資格を保有する歯科衛生士が丁寧に1本1本のインプラントをお手入れいたします。
また、定期的な歯周レーザー治療もおすすめしております。